メモツール

プログラマになって1年半立ってようやく、自作ツールでもつくろう
ブラウザで一括抽出できるURLから埋め込みjpgのURLへ変換スクリプトとかはつくってたけど。

自分はCraftLaunchから使うけど、引数でメッセージボックスも出せるようにして、
書式もカスタマイズできるようにすれば、公開してもいいようなもんがつくれそう

公開用のページつくるのが禿しくめんどいなー

びどう

ひさーしぶりに俺の自分の僕の私の本官の心、たびたび微動。
あたしのね。
というかぽつぽつと、こんだけ空ければ書くことはあるわけなんで箇条書き。
まず、報告!
○2006年6月14日現在、ヤンマガスペリオールの3倍はおもしろいぞ!
そのおもしろさってのは、考えてみたけど、なんだそれかよ。
戦ってるから。
やっぱジャンプ黄金世代の世代だからね。
って関係ないし、黄金世代って言葉。
ともあれ、これからしばらくヤンマガがおもしろい!わけではないっぽいんだね。
誤変換報告していただけますか、じゃねーっつんだよ。
○あと、ドラマ、ギャルサーがすごいいいよ!
今週のヤンマガの後ろのグラビアが吉原夏紀で、やあ、連投中だね、ラッキ!と思いきや、こっちの表紙のちょっと悪くないかもだったほうは岩佐真悠子って、あれじゃん、もしやギャルサーのリカさん、じゃんっていうことが起こったよ!
○じゃなくって、ヤンマガがスピリッツの、さっきのはスペリオールじゃなくてスピリッツだったけど、キーチ!休みさすがに長すぎて、スペリオールはあずみ以外全部惰性だ完全に。は、それとしてヤンマガはでも、戦い以外でも新宿スワンはなかなか大物っぽい。古谷実も描き始めたし、アゴゲンも読むのだりぃーから抜け出したかも、だからスピリッツは買うのやめてもいいや。でも、ヤンマガを火曜に買ってるのはさすが四捨五入で30台だからだからか。それはまあ悪いこともない。
ってみっつか。
袁紹もっと擦っとけばよかった!
仕方ないでしょう。あそうだ。
○今日は、仕事っていうか仕事という名の自習というかだらだら参考書読みだが、めちゃめちゃやんななったな。ファミレス乗り。そのおかげでひさしぶりに日記かけたよ。こんな調子なら、またひょっとしたら俄然、凡人なりの、・・・なんとか、あれ、それを取り戻すかもだけど、どっちを取るかだな。どっちも取らないのが、有力だが。
明日はむろん書かないぞ!

cygwinインストール、日本語化

休日返上でcygwinの環境設定。
2ちゃんのテンプレやcygwinアンテナにあんまりリンクがないんで、情報少ないのかと思ったら、むしろたくさんあった。日本語化するにもあっちこっち日本語化しなきゃなんないので、ひとつのサイトで網羅できるものでもなく、あっちこっち見なきゃなんなかったけど、見るところがあって助かった。

デフォルトのパッケージではたしかvimもない状態。とりあえずvimGNUを追加してインストール。
Cygwinの環境設定
http://sohda.net/cygwin/setenv.html
まずはここから。

>NT4/2000(システムプロパティ→詳細→環境変数→ユーザ環境変数で)
>CYGWIN ntsec
>HOME /home/sohda
>MAKE_MODE UNIX
>SHELL /bin/bash

HOMEの設定でsohdaとやってしまったのことで難航。
早田じゃなくて、山田とかだったら気づいたんだろうけど・・・
cygwin ユーザ名変更 で検索して
c:\cygwin\etc\passwd
>毛利公一:unused...:1003:513:Koichi MOURI...: /home/毛利公一:/bin>/zsh
↓ ↓
>mouri:unused...:1003:513:Koichi MOURI...: /home/mouri:/bin/zsh
c:\cygwin\etc\profile
># Set the user id # Set the user id
>USER="`id -un`" → USER="mouri"
>export USER export USER
> unset TEMP TMP
Windows環境変数を直して再起動/sohda/を消してcygwinを再起動すると/sohda/が復活する。
再起動したくてもいいんだよね。と思って、sohdaをcygwinフォルダ全体にgrepかけたりしたけどけっきょく再起動で解決・・・。

lsとbashの日本語化
ホームディレクトリの.bashrcに
export TZ=JST-9
export JLESSCHARSET=japanese-sjis
PATH=/usr/local/bin:/usr/X11R6/bin:/usr/bin:/bin:$PATH
alias ls='ls --show-control-chars'
alias q='exit'
追加。

vimの日本語化
.exrcに
set encoding=japan

さらにgccなどのメッセージが日本語されないので
C-Compiler Wiki - Cygwin/インストール
http://www2.atwiki.jp/ccw/pages/13.html
から
>メッセージの日本語化
>インストール時に Devel/gettext-devel を選択しなかった場合は、あらかじめインストールしておいてください。
>以下のサイトから、nkf (nkf-2.*.*.tar.bz2) をダウンロードします。
>http://cygwin-je.sourceforge.jp/cygwin_je/release/nkf/
>以下のサイトから、日本語化スクリプト (moconv.sh) をダウンロードします。
>http://www.sixnine.net/cygwin/cygwin-doc/japo.html
>ダウンロードしたディレクトリに移動し、nkf をインストールします。
>
>>mkdir nkf
>>tar -jxvf nkf-2.0.4-1.tar.bz2 -C nkf
>>cp nkf/usr/bin/nkf.exe /bin/
>>cp -R nkf/usr/share/* /usr/share/
>
>日本語化スクリプトを実行します。
>./moconv.sh
>コマンド make を実行して、日本語が正しく表示されれば成功です。
tarがうまくいかなかったので自分で解凍。
これでコマンドのメッセージが日本語に。ちょっと感動。

とりあえずこんなもんでいけそう。

風景なんか見えたことがない

なくしてたリリーフランキーの「美女と野球」の文庫版をやっと買って、電車の中で20ページくらい読む。
読んだリリーの本の中では、やっぱこれが一番だな、ってのと、やっぱリリーフランキー才能あるなってのは、別に新しい感想ではないんだけど。
リリーフランキーが『東京タワー』でビッグネームになったのが、すごいうれしいのは彼がたとえば遅刻魔だったりとか、だめ人間属性をかなり備えているから。
創作ものが当たって金持ちになった人にはそういうの少なくないのかもしれないけど、たまたま見たトップランナーで、山本太郎が「ぎらぎらしてないのが新鮮」的なことを言っていた。
見てないから知らないけど、やっぱ他のトップランナーはぎらぎらしてんじゃん。
いろんなとこで週一回とかでぐるぐる紹介される社長とかって、暑苦しめ。
そういうんじゃなくて、だめさはちゃんと持っていて、人を圧倒するぎらぎらなしで、創造力なんかでもってそういう連中に対等に並んでいけるって、やっぱかっこいいね。
そんなんになりたいと、昔思って思いまくってたし、驚くことにまだ思ってんの。
もちろん、当時と違うのは時間が経ってどうやら自分の相応なあたりがかなり鮮明に見えてきちゃったってとこで。
だから、まあ、そうなんだからって当時はなかったそれなりのとこで自分なりの立ち居地しっかりしてこうって思想もありはするけど。
結局見えてきたのは「自分」でも、立ち居地決める気ないゆえに気になりまくる自分のランクってやつだし。

ともあれ努力はつづけなくちゃいけないってわけで、何するのかが問題。
仕事に集中しても見えてきたランクでは2流にもなれなそう。
それはやっぱいやなんだ。
俺はいよいよ追い詰められている。
今までにない力出すか、一生不満足で喜び半分で生きていくか。
1.1倍で後者だけど。
運が人並みかそれ以下ってのはいままで証明されてるし、さんざんスロットで目に見える形で思い知った。
1発逆転はない。
速読をやったって絶対にマスターはしない。
だから、それにかけてはだめ。
それよりも、少なくとも人並み以上の努力をやるとできうる範囲を超えてやる。
そうすりゃランクも少しくらい上がるかも。
当たり前の話を、すぐ忘れんだ。

先輩を敬えー!

wbcとか全然知らんかったけど、どうせ盛り上がったのはなんか上行けそうってなってきた2、3日だろうから無理ないか。
相変わらずイチローは頭の弱さ見せつけてくれちゃって、有名人へのちんけな足元のない優越感をわかせてくれて、まあ迷惑なんだけども、今回ちょっといつもと違ってほんわかな気持ちになったのは、イチローがほんとに楽しそうに嬉しそうだったことだ。
イチローの歴史はよく知らないけど、たぶんチームメイトと心から打ち解けたのは初めてだったんじゃないか。wbcの日本代表はスター軍団、っていったら言い過ぎかもしれないけど、それぞれに選ばれて出てきた人たちだから自信だってあるだろうし、上原なんかすれてないってくらい明るい。そういう連中を仲間として、まあ部下として持てて、暖かくしてもらったんだろう。日本語も通じるし。イチロー、よかったな!

ミリオンダラ〜ベイビ〜

 
アカデミー賞4部門受賞。以下ネタばれありあり。
 
人生の不幸の部分を、特に涙を頂戴するわけでもなく静かに描いた映画だと思った。
物語の主要登場人物たちは一様にかなり不幸だ。
唯一物語中、主人公達が幸福だったはずの時期もマギーが対戦相手を一ラウンドKOするシーンをつないだだけで、雑誌に取材されたりお金がバンバン入ってきたりという場面は後から回想のセリフがあるだけ。もちろん幸福も描かれるけど、なんとかパイプ隊を雇った、そのガウンお前のだ、とかすごいしっとりとしている。栄光の時代、ではなくトレーナーのフランキーと女子ボクサーのマギーの父娘(ほんとは違う)の幸福という感じ。
マギーはタイトル戦で試合に勝った(負け扱いになったらしいが)後、相手の反則で首を椅子の足にぶつけて、下半身付随、自力の呼吸が不可能になる。それですぐ終わるかと思ったらそこからが長い。自暴自棄を出さず笑うマギーと彼女を愛するようになっていたトレーナーのフランキー(監督兼主演男優クリント・イーストウッド)の献身的に看病する様子がわりとじっくり描かれる。
しかしマギーは自分に止めをさしてほしい、とフランキーに告げる。彼女は生死をさまよった生まれた時と同じように生と戦いたいと言った。それは嘘だ。彼女は楽になりたかった。
しかし、それを嗜めるものは誰もいない。本当に生と戦ってみろ、などと他人事をきく輩はいない。彼女は短い栄光の時代と引き換えにその前の半生と同じく、いやむしろもっと過酷な闇と向き合って生きていくことが決まってしまった。圧倒的な閉塞の量の下で、どれだけの小さな幸福とすれ違えるというのか。彼女の逆転劇は既に幕を下ろしたのだ。
フランキーは悩んだ末、彼女を安楽死させて失踪する。
モーガンフリーマンの待つジムに戻ったのはデンジャーとかいうクズだ。いや、悪い人間ではないが、マギーとは違ってフランキーの最初の見立てどおり決してモノにはならない劣等人間だ。口ばっかりはしゃいでいるが、ミットにパンチを打ち込むことすらできない、非凡な臆病者。モーガンはむしろ多めの愛情を持って金も払わない彼にやさしい言葉などかけるが、同じジムのもっと凡なクズにボコされてあっさり失踪する。頭の弱くかつ鈍感なデンジャーにもわかる明らかな挫折を経たのに、彼はモーガンの優しい言葉に甘え、単に戻ってきた。振り出しに戻った。モーガンは相変わらず優しい言葉で彼を迎えた。しかしトレーナーではないモーガンと才能のないデンジャーの先には決して栄光の時代はない。
だから、人生は、別に、決して埋め合わされるものではない。不幸と等価だ。しかしそれは、幸せでも不幸でもないつもりの人たちがカタルシスを味わうためのものではない。ラスト30分に広告の文句の通りに泣いて気持ちよくなってる場合ではない。
貫くのは静かな肯定感。
最後のシーンはフランキーが亡きマギーに教えてもらった上手いレモンパイを出す店に一人でいるところ。フランキーはレモンパイを食ってマギーに「このまま死んでもいい」と言ったんだった。至福の時間だった。マギーのいなくなった後、一人で食うレモンパイは、それでもやっぱりうまかっただろう。「死んでもいい」と思うほど。しかしフランキーは死なないだろう。神父の言った、フランキーがマギーを手助けしてしまうことによる闇は、フランキーと神との関係をより捻じ曲がったものにしてしまうだろうが、すぐに死に至らしめる類のものではない。
 
ミリオンダラーベイビーというタイトルは彼女達のひと時の栄光の時代をさしてはいない。栄光を含めた不幸全体がミリオンダラーの価値がある、と。
人生に救いなどない。そのことを前提とした救いがあるのだ。